屋上に菜園を備えたオフィスビルが南麻布で開業、ラウンジの隠し扉の奥に会議室:プロジェクト(1/3 ページ)
リアルゲイトは、東京都港区南麻布2丁目にあり、これまで研究所と事務所の用途で利用されていたオフィスビル「MICビル」を改修し、環境配慮型のリノベーションオフィス「SNUG MINAMI-AZABU」として2022年5月に開業した
リアルゲイトは、東京都港区南麻布2丁目で改修を手掛けた環境配慮型のリノベーションオフィス「SNUG MINAMI-AZABU」を2022年5月にグランドオープンした。同年8月1日には内覧会を開いた。
会場では、リアルゲイト 事業本部 企画営業部 主任 パミニアノ ドミニック氏が、SNUG MINAMI-AZABUの概要を説明した。
その後、1階のエントランスや2階のメンバーズラウンジと会議室「SNUG ROOM」、3階のフォンブースとミーティングルーム、4階のモデルルーム、6階のオフィス「603」、屋上の菜園「ルーフトップファーム」を披露した。
パーソナルジムや予約制サロンといったサービス店舗の入居にも対応
リアルゲイトのパミニアノ ドミニック氏は、「SNUG MINAMI-AZABUは、地方に本社を構える工業メーカーのオーナーが保有していたビルを当社がマスターリースし、リノベーションを施した建物で、“Secret Club in Minami Azabu”をコンセプトに掲げ改修を行った。建物は地上7階建てで、主な用途は事務所だが、2階のトイレをバリアフリートイレにすることで複合施設の要件を満たしているため、パーソナルジムや語学教室、予約制サロンといったサービス店舗の入居にも対応している。1階には、近隣に飲食店が少ないことを踏まえて、人気のベーカリー“B2(ビースクエアード)”を誘致した。B2は入居者だけでなく、一般消費者も使えるため、周辺住民がSNUG MINAMI-AZABUを知る機会を創出している」と話す。
1階には、エントランスやベーカリーのB2、1つのオフィス区画を設けている。B2は、ベーカリー工場とコーヒー焙煎工場が一体となったインダストリアルカフェで、焼き立てのパンと香り高いコーヒーを味わえるカフェを併設している。
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