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回転する風力発電ブレードのドローン点検事例、DJI JAPAN産業用ドローン体験会ドローン(3/5 ページ)

DJI JAPANは、埼玉県春日部市の「春日部みどりのPARK」で、DJI JAPANメディア向け産業用ドローン体験会を開催し、ドローン業界の動向や同社の概要や主力製品について紹介した。さらに、kiipl&nap ドローン部 部長 兼 長崎支店長の入柿雅一氏が登壇し、DJI製ドローンの活用事例を説明した。

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スターライトセンサー付きのナイトビジョンズームカメラを搭載


DJI JAPAN エンタープライズ事業部 マネジャー リ・シャンシャン氏

 DJI JAPANのリ・シャンシャン氏は、「DJI製業務用ドローン“Matrice 300 RTK”に対応したジンバルカメラ“Zenmuse H20N”の概要を説明する。2022年4月末に出荷がスタートしたZenmuse H20Nは、低照度の環境でも対象物を鮮明に撮れる“スターライトセンサー”付きのナイトビジョンズームカメラやナイトビジョン広角カメラ、2倍の光学ズームに応じるサーマルカメラと8倍の光学ズームが行えるサーマルカメラ、最大範囲1200メートルのレーザー距離計で構成される」とコメントした。


会場で展示されたジンバルカメラ「Zenmuse H20N」

 両サーマルカメラは併用すれば、最大32倍までズームでき、ホットスポットを特定し、細部を確かめられる。サーマルカメラとスターライトセンサー付きナイトビジョンカメラは両方を連動してズームすることで、各カメラで取得した映像を同時に見られる。

 この機能により、画面上で簡単に、2つの映像を細部まで比べられるため、Matrice 300 RTKを用いた夜間の点検やパトロールといったさまざまな業務の効率がアップする。なお、機体は、保護等級IP44に対応し、動作環境温度はマイナス20度からプラス50度までと、厳しい環境でも使える。


ジンバルカメラ「Zenmuse H20N」の仕様

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