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長谷工がBIMを用いたコンクリ数量自動算出システムを開発、積算業務を75%削減:BIM
長谷工コーポレーションは、長谷工版BIM上に作成された設計データとビジュアルプログラミングツール「Dynamo」を連携し、指定した範囲のコンクリートを自動算出するシステムを開発した。
長谷工コーポレーションは、長谷工版BIM上に作成された設計データとビジュアルプログラミングツール「Dynamo」を連携し、指定した範囲のコンクリートを自動算出するシステムを開発したことを2022年7月29日に発表した。
建物の基礎を対象とした積算業務を30分に短縮
これまで、コンクリート数量の算出は、施工図に記載されているフロア別・部位別の数量を基に、工事の進捗状況に応じて都度手作業で算出を行っいた。そこで、長谷工コーポレーションは今回のシステムを開発した。
新システムでは、長谷工版BIMにあらかじめ登録されているコンクリート数量を利用することで、必要な範囲を指定するだけでコンクリート数量を自動的に弾き出す。とくに建物の基礎といった複雑な箇所は、これまで作業に約2時間を要していたが、新システムを用いると約30分で作業が完了し、積算業務のうち全体の75%を削減する。
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