停電時でもシャッターを開閉できる電源供給システムを発売、文化シヤッター:製品動向
文化シヤッターは、地震や台風といった災害による停電時でも、車載コンセントやポータブル電源に接続することで、電動タイプのガレージシャッターを開閉する電源供給システム「プラグインパワーユニット」を2022年7月4日に販売開始した。今後は、電動タイプのガレージを設置している顧客や商業施設を管理している企業に向け、プラグインパワーユニットの提案を進めていく。
文化シヤッターは、地震や台風といった災害による停電時でも、車載コンセントやポータブル電源に接続することで、電動タイプのガレージシャッターを開閉する電源供給システム「プラグインパワーユニット」を2022年7月4日に発売した。
屋外にも設置可能な防水性能を搭載
近年、国内では、大規模な震災や大型化する台風などの自然災害が増加しており、被災により生じる長時間の停電に対して、政府はハイブリッド車やEV車を非常電源として活用することを推奨している。
こういった状況を踏まえて、文化シヤッターはプラグインパワーユニットを開発した。プラグインパワーユニットは、車載コンセントやポータブル電源を利用して電気を供給し、電動タイプのガレージシャッターを開閉できる電源供給システム。
操作は、プラグインパワーユニットを封入したボックス内のコンセントプラグを抜いて、車載コンセントやポータブル電源へ差し込むだけで、災害や停電時でも簡単に使える。加えて、停電時に30分間にわたり点灯し、取り外せる「LED灯」をオプションとして備えているため、停電による暗闇の中でも手元を照らせ、スムーズに作業を行える。
さらに、プラグインパワーユニットが収納されているボックスは、屋外にも設置可能な防水性能を持っているだけでなく、住居の外壁にも合うように、高級感のあるシルバー色を採用している。参考価格(価格は製品代のみで、取付工事費、配線部材、LED灯、ポータブル電源は別途要)は10万6700円(税込み)。
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