船橋市に1万人収容のミクシィと三井不の新アリーナ、設計・施工は清水建設:プロジェクト(1/2 ページ)
千葉県船橋市に、収容1万人規模の大型多目的アリーナが2024年春に開業する。新アリーナの建設は、隣接地で大型商業施設「ららぽーとTOKYO−BAY」を運営する三井不動産と、プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」を傘下に持つミクシィが計画するプロジェクト。
三井不動産とミクシィは2022年2月2日、千葉県船橋市で収容客数1万人規模の大型多目的アリーナ「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」を2022年2月に着工することを決定したと明らかにした。
東京ベイエリアに新たなスポーツ・エンターテインメント空間を創出
新アリーナの構造・規模は、S造4階建てで、延べ床面積は約3万1000平方メートル。設計・施工は清水建設、外装コンセプトデザインはHKS、ランドスケープデザインはSWA Groupがそれぞれ手掛ける。建設予定地は、千葉県船橋市浜町2丁目5で、三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYの第10駐車場の一部にアリーナと残りの土地に立体駐車場を新設する。
プロジェクトでは、「経年優化」(時を更に経るにつれて成熟し、更に価値を高めていく)の思想のもと、スポーツ/エンターテインメントを軸とする街づくりを進める三井不動産と、「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、最新のテクノロジーを駆使したエンターテインメントやスポーツ領域での事業成長に注力しているミクシィの2社が手を組み、東京ベイエリアに新たなスポーツ・エンターテインメント空間を創出する。
新しく誕生するアリーナは、B.LEAGUE1部に所属し、2020〜2021年シーズンチャンピオンの「千葉ジェッツふなばし」がホームアリーナとなる予定。その他にも、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会など、さまざまなイベントに対応する計画で、開業は2024年春の予定。
計画地は、JR京葉線「南船橋」駅に近く、交通利便性が高いだけでなく、三井不動産グループが管理・運営する「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」にも隣接するため、イベント前後でのアリーナ来場者の買い物や食事などを見込む。
アリーナの名称は三井不動産グループが管理・運営する商業施設ブランド「三井ショッピングパーク ららぽーと」などに共通する楽しさを表す「らら」のネーミングを継承し、「(仮称)LaLa arena TOKYO-BAY」と命名した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.