東武鉄道と野村不動産、ボックス型サテライトオフィスを駅ナカに設置:ワークプレイス
東武鉄道と野村不動産は、2022年1月14日に東武スカイツリーライン北千住駅に、ボックス型サテライトオフィス「EKI DESK(エキデスク) by H1T BOX」を設置した。両社が連携し、東武沿線を中心にテレワーク環境を整備し、時間と場所にこだわらない働き方をサポートすることで、働きやすい沿線を目指す。
東武鉄道と野村不動産は2022年1月14日、東武スカイツリーライン北千住駅に、東武鉄道のサテライトオフィス「Solaie +Work(ソライエプラスワーク)」の新サービスとして、ボックス型サテライトオフィス「EKI DESK(エキデスク) by H1T BOX」を設置した。
店舗型のサテライトオフィスとして、東武鉄道では2020年6月からSolaie +Work、野村不動産では2019年10月から「H1T(エイチワンティー)」を展開してきたが、このたび、新たにEKI DESK by H1T BOXを駅ナカに設置する。
働き方の多様化によりテレワークが浸透する中、両社が連携し、東武沿線を中心にテレワーク環境を整備し、時間と場所にこだわらない働き方をサポートすることで、働きやすい沿線を目指す。
EKI DESK by H1T BOXは、照度や空調の調整が可能である他、通信環境およびモニター、リクライニングチェアなどを完備し、移動途中や電車の待ち時間などのすき間時間を利用して、プライバシーを確保しながらWeb会議や資料作成などに利用できる。スマートロックでの入退室管理とセキュリティカメラによる防犯対策が施され、スマートフォンもしくは交通系ICカードなどによる簡単な入退出が可能だ。
また、EKI DESK by H1T BOXは、Solaie +WorkおよびH1Tの専用システムから予約可能で、各会員が両サービス拠点を相互に利用することが可能だ。
営業時間は7時から22時、利用料金は15分当たり250円、設置台数は2台。設置場所は北千住駅南口改札付近だ。現在は、Solaie +WorkおよびH1Tの法人会員が事前の予約で利用できる。個人会員への利用拡大については現在検討中だ。運営会社は野村不動産。
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