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アドバンスト・メディア、建設不動産業界向けスマート内覧会アプリ:製品動向
アドバンスト・メディアは、AI音声認識とデジタル記録機能を備えるスマート内覧会アプリ「AmiVoice スーパーアテンダーDX」を発売した。
アドバンスト・メディアは2021年10月4日、AI音声認識とデジタル記録を備えたスマート内覧会アプリ「AmiVoice スーパーアテンダーDX」を発売した。
同アプリは、物件内で登録した情報をリアルタイムでクラウドに収集し、それを事務所・管理控室の管理用PCなどと共有できる。現地での指摘事項などの入力はオフラインでも可能で、Wi-Fi環境未整備の環境でも利用できるようになっている。
閲覧にはタブレット端末「iPad」が利用でき、建築物件引き渡し時の設備案内や内覧チェック、内覧中に購入者が指摘した内容や写真の共有や即時データ化が現地から行え、遠隔地の事務所および管理控室とリアルタイムに情報共有できる。
購入者が物件内覧を済ませ、受付ブースに戻るまでには、現地での指摘事項などをとりまとめたチェックシートを管理用PCで即座に出力して用意できる。遠隔地からは担当者の接客状況をモニタリング可能で、確認箇所はアプリ上に一覧表示される。
初めての利用や専門用語に不慣れでもiPadでスムーズに操作ができる画面設計とし、購入者によるセルフ内覧も行える。また、電子署名や確認会の日程調整や予約、指摘事項の進ちょく確認などもiPadから利用できる。
アプリ導入の初期費用はかからず、基本利用料は月額3278円、AmiVoice スーパーアテンダーDXが1ライセンス当たり月額で6600円だ。
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