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SBT、「clouXion」の各サービスを日本国土開発に導入:導入事例
SBテクノロジーは、日本国土開発にMicrosoft365を有効活用するための「clouXion(クラウジョン)」の各サービスを導入した。チャットボットやメールセキュリティなど業務効率化・負荷軽減を実現する。
SBテクノロジーは2021年6月2日、日本国土開発で「Microsoft 365」導入・運用支援サービスおよび有効活用するための「clouXion(クラウジョン)」の各サービスを導入したことを発表した。
clouXionのサービスである「Knowledge Bot」では、問い合わせ業務をチャットボットにより自動化できる。約100件のFAQが登録されており、1週間で数十名のユーザーが利用している。質問内容からユーザーが求めていることが分かることから、システム改善への活用も期待されているという。メールセキュリティサービス「Mail Safe」では、ユーザーが意識することなくファイルにパスワードを自動付与して送信できるようになったため、セキュリティの強化を実現できた。
日本国土開発はデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しており、システム基盤の再整備の一環として基幹システムの刷新を行っているが、人員不足やセキュリティ対策など、DXに向けたさまざまな検討課題を抱えていた。今後は、Microsoft Teamsのチーム作成や配布リストの作成を自動化する「Provisioning Flow」のリリース、入社時の貸与物申請などの電子化を進める計画だ。
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