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三菱地所レジデンスの「Re ビル事業」初、オフィスビル改修のホステルが開業:リノベ(2/3 ページ)
ハンカチーフなど繊維製品の販売で知られるブルーミング中西が福岡・中央区大手門で所有していたオフィスビルは、三菱地所レジデンスの「Re ビル事業」による改修でホステルに生まれ変わった。オフィスビルの宿泊施設へのコンバージョンはRe ビル事業で初となる。
さまざまなタイプの客室を用意
2〜4階の客室は、男女混合ドミトリー、女性専用ドミトリー、シングルPOD、和室、洋室、4人部屋を備え、幅広いニーズに対応するものとした。ドミトリーは複数の2段ベッドから成るスペースで、各ベッドを客室として提供する。シングルPODは1人用のユニットで大型トランクの収納にも応じている。和室は倉庫だったエリアをリノベーションした部屋で畳の下は収納スペースとなっている。
3〜4階には男女それぞれのシャワー室と洗面室を設けた。5階は、ホステル宿泊者が利用するコモンルームを備えた客室フロアで、コモンルームではドミトリールームに泊まった人も公園を眺めながらくつろげる。
UNPLAN Fukuokaのチェックインは、タブレット端末を使用することで無人化しており、利用者は、チェックイン時に所有するスマートフォンやカードキーを客室のスマートロックと連携させることで、スマホとカードキーで部屋を開錠させられる。また、施設内での物品購入やロッカー利用時もタグに記録し、精算することができる。
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