4人家族が求める住宅の設備や仕様を調査、一人一部屋を望む人が73.1%:産業動向(1/2 ページ)
アットホームは、0〜19歳の子供2人と配偶者1人と暮らす30〜50代の既婚男女420人を対象に、4人家族が幸せに生活するために最低限必要な「家の広さ」「間取り」「最寄り駅までの徒歩分数」といった住まいの条件や「あったら幸せだと思う設備・仕様」について、インターネット上で調査を行った。結果、住宅の仕様で、一人一部屋を求める人が全体の73.1%を占めることが判明した。
アットホームは、0〜19歳の子供2人と配偶者1人と暮らす30〜50代の既婚男女420人を対象に、4人家族が幸せに生活するために最低限必要な「家の広さ」「間取り」「最寄り駅までの徒歩分数」といった住まいの条件や「あったら幸せだと思う設備・仕様」について、インターネット上で、2021年2月26日〜3月1日に調査を行い、同年4月23日に発表した。
最低限必要な延べ床面積は「100〜120平方メートル未満」という人が22.2%
「現在の住まいにおける間取りは何か」と対象者に質問したところ、「4LDK」と回答した人は全体の34.5%で最も多かった。次に、「3LDK」は32.1%、「1R〜2LDK」は14.6%、「5K以上」は11.2%、「3DK」は4.3%、「4Dk」は2.1%、「3K」と「その他」はともに0.5%、「4K」は0.2%となった。
「4人家族が、幸せに生活するために、最低限必要だと思う間取りは何か」と対象者に聞いたところ、現在3LDKに住んでいる人は「今と同じ(3LDK)」と回答した人が全体の66.7%で最多だった。一方、現在4LDKに住んでいる人は「今と同じ(4LDK)」と返答したが53.8%で半数を超えるものの、「今より狭い(4DK 以下)」と答える人も37.9%おり、現状よりコンパクトな間取りでも幸せに暮らせると考えている人も多いことが判明した。
「現在の住まいにおける延べ床面積は何平方メートルか」と対象者に尋ねたところ、「60平方メートル未満」と答えた人は22.5%で最も多かった。次に、「60〜80平方メートル未満」は20.2%、「80〜100平方メートル未満」は18.2%、「100〜120平方メートル未満」は17.9%、「140平方メートル以上」は11.9%、「120〜140平方メートル未満」は9.3%。
最低限必要な延べ床面積に関する質問では、「100〜120平方メートル未満」と返答した人が全体の22.2%で最多だった。次に、「60〜80平方メートル未満」と「80〜100平方メートル未満」はともに21%、「60平方メートル未満」は19.4%、140平方メートル以上」は9.3%、「120〜140平方メートル未満」は7.1%。
「現在のリビングにおける広さは何畳か」と対象者に聞いたところ、「8〜15畳」と回答した人は全体の44.5%で最も多かった。続いて、「8〜20畳」は25.5%、「8〜10畳」は13.5%、「8畳以下」は10.9%、「8〜25畳」は4.7%、「26畳以上」は0.7%だった。最低限必要だと思うリビングの広さに関して対象者に質問したところ、「8〜15畳」と回答した人は全体の37.3%で最多だった。次いで、「8〜10畳」は20.7%、「8〜20畳」は18.3%、「8畳以下」は17.5%、「26畳以上」は3.8%、「8〜25畳」は2.4%。
「現在の住まいから最寄り駅までの徒歩分数は何分か」と対象者に質問したところ、「10分以内」と答えた人は全体の24.4%で最多だった。次に、「15分以内」は23.2%、「5分以内」は14.7%、「31分以上」は14.2%、「20分以内」は13.7%、「30分以内」は9.8%となった。最低限許容できると思う「住まいから最寄り駅までの徒歩分数」に関して対象者に聞いたところ、「10分以内」と回答した人は全体の25.2%で最多だった。次に、「15分以内」は22.2%、「30分以内」は19.6%、「20分以内」は19.3%、「5分以内」は7.1%、「31分以上」は6.6%。
片道の通時間について対象者に尋ねたところ、「15分以内」と回答した人は全体の35.2%で最も多かった。次に、「30分以内」は21.7%、「60分以内」は16.3%、「45分以内」は12.7%、「90分以内」は11.7%、「91分以上」は2.4%。「最低限許容できると思う片道の通勤時間は何分か」と対象者に聞いたところ、「60分以内」と答えた人は全体の36.7%で最多だった。次いで、「30分以内」は30.1%、「15分以内」は13%、「90分以内」は9.6%、「45分以内」は7.2%、「91分以上」は3.3%となった。
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