ポラスグループの3社が埼玉県で単独展示場を開設、在宅勤務に対応したモデルハウスを展示:産業動向(1/2 ページ)
ポラスグループのポラテックやグローバルホーム、ポラスグランテックは、埼玉県さいたま市で、単独展示場「体感住まいパーク東浦和」を開設し、2021年度の契約目標数として100棟を掲げた。
ポラスグループのポラテックやグローバルホーム、ポラスグランテックは、埼玉県さいたま市で、単独展示場「体感住まいパーク東浦和」を2021年1月3日にオープンした。
同年3月18日には、ポラテック、グローバルホーム、ポラスグランテックが3社共同で、体感住まいパーク東浦和の記者見学会を開いた。会場では、ポラテック 取締役 木造建築事業部 事業部長 橋本裕一氏や同部 事業推進部 部長 近藤良一氏、グローバルホーム 取締役 部長 小牧敏治氏、ポラスグランテック 取締役 篠田則夫氏が体感住まいパーク東浦和の概要や展示している各社のモデルハウスについて紹介した。
宅地建物取引業の免許を取得した宅地建物課が常駐
冒頭、ポラテックの橋本氏は、「体感住まいパーク東浦和は、ポラテックの“PO HAUS”や“北辰工務店”、グローバルホームの“HaS casa”、ポラスグランテックの“GRANSSET”といった注文住宅ブランドのモデルハウスと宅地建物取引業の免許を取得した宅地建物課が常駐している受付棟“シェルターハウス”を1棟ずつ備えている。体感住まいパーク東浦和のメリットは、通常の総合住宅展示場のネックである会期が無いことや宅地建物取引業の資格を保有する宅地建物課が待機しているため、住宅の注文に合わせていつでも土地の提案ができることだ」と話す。
続けて、「2021年1月から2月までの総来場者数は555組で順調だ。2021年1月の来場者数は、既に開場している“体感すまいパーク船橋”と“体感住まいパーク柏”における開設から1カ月までの来場者数と比較して1.5倍に及ぶ。来場者は20〜40代が多い。若年層の顧客は、限りがある予算で、遊び心がある住宅を求めている人が大半を占める」と客足に触れた。
HaS casaのモデルハウス
グローバルホームの小牧氏は、「HaS casaのモデルハウスは、高断熱で高気密な“2×6工法”を採用しており、木造2階建ての離れと居住スペースから成る。テーマは“家族のわがままを叶える”で、30代の夫婦と娘が暮らすをイメージして設計した。離れは、妻が1階をネイルサロンに使い、夫が2階を在宅勤務スペースとして活用しているイメージだ。居住スペースは、リビングとスキップフロアを立体的につなげ、広く感じられるようにした。離れと居住スペースの間には、通り庭を配置することで、家族の時間と業務時間を切り替えやすいようになっている。モデルハウスのデザインは、白を基調とした上品な外観で、フレンチモダンスタイルを意識した」と解説した。
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