ビットキーの顔認証・非接触解錠システム、NTT都市開発の賃貸物件に導入:スマート化
ビットキーは、NTT都市開発の都市型賃貸物件に、ビットキーの顔認証ソリューションやスマートロックが導入されたことを明らかにした。顔認証・非接触解錠により入居者の利便性と快適性を追求する。
ビットキーは、NTT都市開発の都市型賃貸物件に、ビットキーの顔認証ソリューションやスマートロックが導入されたことを明らかにした。NTT都市開発が開発する住宅での顔認証システムの採用は今回が初となり、顔認証および非接触解錠により入居者の利便性と快適性を追求する。
導入先は、NTT都市開発が展開する都市型賃貸マンションの新シリーズ「Wellith URBAN(ウエリスアーバン)」の第1号物件、「ウエリスアーバン中野坂上」だ。同シリーズでは、多様なライフスタイルニーズに応える「質の高い暮らしを送れる住まい」の追求や、ニューノーマル(新常識)に対応する取り組みを実施することで、入居者に向けて次世代型で快適な住空間を提供するとしている。
今回ビットキーは同物件に対して、住宅向けスマートロックのbitlock LITE(ビットロック ライト)」を全室(99部屋)に提供。さらに共有部エントランスには、bitlock GATE(ビットロック ゲート)」、レジデンス向け顔認証ソリューション、管理会社向け物件管理システムには、コネクトプラットフォームの「homehub(ホームハブ)」を提供した。
同ソリューションにより、入居者は顔認証システムとスマホアプリによる非接触入館や、非接触解錠が可能となる。また、家事代行や宅配などの外部サービスとカギの連携を実現したことで、スマホや専用のリモコンキー「bitbutton(ビットボタン)」などで鍵の開け締めができる他、家族や外部サービス事業者に対し、スマホアプリで制限付きデジタルキーを発行することも可能だ。これにより、非対面でカギを渡し、不在中の家事代行依頼や宅配物の受け取りができるようになる。利用可能な外部サービスは、今後homehubを通じて入居者に順次提供していく予定だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ビットキーがビルのスマートロックなど複数のIoTを接続するクラウドサービスの提供を開始
ビットキーは、ビルのセキュリティシステムやIoT設備が1つのシステムで統合管理されていない現状を踏まえて、各システムや各IoT設備をシームレスにつなげ、一括で管理や制御が行えるクラウド型のコネクトプラットフォーム「workhub」を開発した。 - サイバーリンクのFaceMeがbitkey platformの顔認証エンジンに採用
台湾サイバーリンクが開発したAI顔認証エンジン「FaceMe」が、ビットキー開発のID連携・認証、権利処理のデジタルキープラットフォーム「bitkey platform」に採用された。第1弾プロダクトとして、マンションのエントランスオートロックなどを顔認証化するレジデンス向け顔認証ソリューションに活用される。 - 顔認証でマンションのエントランスと自宅ドアを解錠するNECの新サービス
NECは、マンションの住民がスマートフォンの専用アプリに顔データを登録することで、専用デバイスの顔認証でマンションのエントランスと自宅のドアを解錠できるクラウドサービスを2021年度にリリースする。 - リバブルアセットマネジメントが賃貸マンションに検温機能付き顔認証システムを導入
リバブルアセットマネジメントは、入居者の利便性向上とコロナ対策の一環として、開発・保有する賃貸マンションシリーズ「リバーレ」のうち、東京都台東区にある「リバーレ浅草ウエスト」にライナフ製「検温機能付きAI顔認証エントランスシステム」を導入した。