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前田建設主催のWebコンペの第1回テーマは「新型コロナ」、最優秀賞は発熱者の自動検出システムなど第1回 ICI INNOVATION AWARDS Live Vol.1(1/4 ページ)

前田建設工業 ICI総合センターが主催した社会的な課題の解決を図れるアイデアを評価するコンペティション「第1回 ICI INNOVATION AWARDS Live」で、応募総数66件の中から、「VSコロナ部門」でフューチャースタンダードと五合が、「Withコロナ部門」ではシティーデジタルが、「Afterコロナ部門」でJSIC Research Groupが最優秀賞に輝いた。

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 前田建設工業 ICI総合センターは2020年5月22日、YouTube上で、社会的な課題の解決を目的にしたアイデアを評価するコンペティション「第1回 ICI INNOVATION AWARDS Live」を開催した。

ファイナリストには開発資金と実験設備を提供

 同社は第1回目のテーマを新型コロナウイルスに定め、2020年4月27日〜5月7日、新型コロナウイルス対策となるテクノロジーやサービスに加え、新型コロナウイルスで変化する社会構造に対応するビジネスアイデアを募集し、応募されたアイデアをそれぞれ「VSコロナ部門」「Withコロナ部門」「Afterコロナ部門」で1次審査し、各部門で5社のファイナリストを決めた。


今回の応募企業の内訳

 第1回 ICI INNOVATION AWARDS Liveでは、ファイナリストがプレゼンテーションを行い、審査員が評価した。最終的に、VSコロナ部門でITベンチャーのフューチャースタンダードと無機塗料の販売を行うスタートアップの五合、Withコロナ部門ではアプリ開発などを手掛けるITベンチャーのシティーデジタル、Afterコロナ部門で起業前のIT開発チームのJSIC Research Groupがそれぞれ最優秀賞を受賞した。

 VSコロナ部門では、新型コロナウイルスの広がりを防止するテクノロジーやサービスのアイデアで、早期の市場投入と実用化が可能なものを評し、Withコロナ部門では、今後の新たなウイルスも含め、感染拡大防止対策下でも経済活動への影響力を最小限とし、企業活動を活性化させるテクノロジーやサービスを判定。また、Afterコロナ部門では、新型コロナウイルス対策で変化した社会で、有効なテクノロジーやサービスを評定した。

 今回のファイナリストには、前田建設工業 ICI総合センターが、アイデアの市場展開と実現に向けた支援や開発資金と実験設備の提供を予定している。

 審査員は、アクセンチュア ビジネスコンサルティング本部ストラテジーグループ 通信・メディアプラクティス日本統括 マネジング・ディレクター 廣瀬隆司氏や高知工科大学 研究本部長/地域連携機構長/情報学群 教授 岩田誠氏、ミツフジ 代表取締役社長 三寺歩氏、トヨコー代表取締役社長 CRC 茂見憲治郎氏、前田建設工業 取締役 専務執行役員 技術・情報統括 大川尚哉氏、サムライインキュベート 代表取締役社長 榊原健太郎氏が担当した。

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