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「BIMを現場へ連れていけ」、“CheX”新機能はiPadでBIMモデルに自在書き込み:第4回 スマートビルディング EXPO(1/2 ページ)
スーパーゼネコンなどで導入が進むクラウド型図面共有システム「CheX」は、「BIMを現場に連れていけ」をコンセプトに、最新バージョンでBIMモデルをタブレット上で閲覧できる新機能を搭載した。
YSLソリューションは、「第4回 スマートビルディング EXPO」(2019年12月11〜13日、東京ビッグサイト 青海展示場)で、CheX(チェクロス)の実演デモを行った。
BIMモデルをiPad上で自在に動かせる
大手ゼネコンを中心に200社以上に導入されている図面の閲覧アプリ「CheX」は、建設プロジェクトの多様な情報を集約し、工事関係者間で共有するためのクラウドアプリケーション。
図面や工程表、作業指示書、工事写真などの電子データをCheX上に保存しておくことで、建設現場や設計事務所にいる関係者全員がタブレットやPCからいつでもどこからでもアクセス。度重なる変更があったとしても、最新情報を常に共有するため、合意形成が容易に図れ、手戻りの解消が実現する。
図面や検査帳票には、マークやメモを残して報告や確認できるため、打ち合わせ時間の削減に貢献し、これまでのように膨大な量の書類を個別に扱う必要が無くなり、ペーパーレス化がもたらされる。
最新機能では、建築設計の領域だけでなく、これからは施工現場での活用も広がることを見込み“BIM”に対応。3次元モデルをCheX上にドラッグ&ドロップするだけで軽量モデルに変換する。iPadでダウンロードすれば、施工現場に居ながらにして、高速描画でストレス無くBIMモデルを確認することができるようになる。ファイル形式は、オートデスクのRevitとIFC形式に応じる。
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