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D2Cを本格化、顧客参加型商品開発プラットフォーム「DAIKIN LAUNCH X」開設:空調機器(2/3 ページ)
ダイキン工業は、ユーザーの意見を掬い取れる商品開発プラットフォーム「DAIKIN LAUNCH X」を開設し、本格的にD2C(Direct to Consumer)モデルに取り組む。
マルチパーパス構造で多様な場所に設置可能
DAIKIN LAUNCH Xのオンラインショップページでは2019年11月1日に、エアコンの運用を効率化する「アシストサーキュレーター AIRLINK」、同年11月30日に、IAQセンサー&AIコントローラー「Beside」の販売を開始する。
アシストサーキュレーター AIRLINKは、エアコンの気流が届きにくいエリアに風を送る“アシストファン”と、空気の壁で冷気・暖気の侵入を防ぐ“エアカーテン”などの用途を有す。マルチパーパス構造で、床や壁の他、従来機と比較して、新たに天井への配置にも応じている。
無線LAN接続により、スマートフォンにダウンロードした専用アプリ「DaikinAPP」から運転や停止、風量、風向の操作が可能。ダイキンが2013年11月以降に、ローンチした無線LAN接続アダプター対応のルームエアコンと連動して、自動でオンとオフに切り替えられる。
風量自動設定時には、ルームエアコンの使用状況を検知して、アシストサーキュレーターの目標温度と室温の差を把握することで、風量をオートメーションでコントロールし、室内における温度のムラを軽減する。
これまでルームエアコンに導入してきた「DC ファンモータ」「クロスフローファン」を装着し、9メートルのロング送風が行え、15段階のきめ細かな風量のモードを備えている。また、外側のカバーが外せるので、本体内部の清掃が容易だ。価格は4万円(税別)。
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