ニュース
AR機能を活用した「ハセガワ AR」と事業者向け通販サイト内で連携:AR
モノタロウは、事業者向け通販サイト「モノタロウ」で、脚立やはしごを試し置きできる「ハセガワAR」との連携を発表。QRコードを読み取り、商品を置きたい場所に原寸大で配置できる。
MonotaRO(モノタロウ)は、2019年10月3日、事業者向け通販サイト「モノタロウ」で、脚立やはしごを試し置きできる「ハセガワAR」との連携を発表した。ユーザーはiPhone/iPad等の端末を使って、長谷川工業製の脚立やはしご、三脚の約190品のアイテムを、AR機能(拡張現実)で室内などに自由に設置できる。こアイテムを配置したい場所の高さやスペースを計らなくても、最適な製品サイズを確認することが可能だ。商品選択時のサイズ指定ミスを減らし、スムーズな商品購入が実現できるという。
利用方法は、「モノタロウ」の長谷川工業製の商品ページのQRコードを読み取って行う。商品を置きたい現場に原寸サイズで配置し、端末の画面上でイメージを確認することが可能となる。利用にはiOS12.1以降のiPhone/iPad端末が必要だ。
「ハセガワ AR」とは、足場関連製品のパイオニア企業である長谷川工業が開発したAR機能(拡張現実)。専用のアプリなしで、現実の世界に原寸サイズの脚立やはしごを表示する業界初のサービスだ。サイズ違いによる危険な作業を減らすだけでなく、作業の安全性も高まるという。サービス対応商品は今後も順次拡大する予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- BPM、AR技術を活用した建物メンテナンス履歴管理アプリを開発
BPMは、ARを活用した建物メンテナンス履歴管理アプリ「Qosmos AR」を開発した。アプリに記録・保全した三次元(3D)データを閲覧することで、作業現場外から空間情報を把握できるようになる。 - 建機の現場設置イメージをタブレット上に可視化、戸田建設が開発した「建機AR」
戸田建設はAR技術を活用して、建設機械の配置計画を見える化する「建機AR」を開発した。将来的には同社の建設現場だけではなく、一般にも使えるようにオープンにして業界全体の安全性向上につなげる。 - 港湾工事の船舶をARでナビ、工事車両への適用も可能
東亜建設工業は、港湾工事にAR技術を用い、船舶を安全に航行させる「ARナビ」を開発した。このシステムは、船舶だけに限らず、トラックなどに搭載して日々運行ルールが変化する土木の建設現場でも有効利用することができる。 - ジャパネットたかたが、長崎市の工場跡地にJ1サッカースタジアム
通販大手のジャパネットホールディングスが、サッカーJリーグ「V・ファーレン長崎」のホームグラウンドを建設する。計画地は、長崎県長崎市の三菱重工業の工場跡地で、スタジアムを中心に、ホテル、公園、オフィス、マンション、マーケットの各施設と一体的に開発する。