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電源や中継局が不要な屋外インフラ設備の監視サービス、日本ユニシスが提供開始:検査・維持管理
日本ユニシスは、屋外環境に適したハードウェアやネットワーク、クラウドサービスを使用し、屋外の設備や環境を監視する「MUDENモニタリングサービス」の提供を開始した。
日本ユニシスは2019年6月、屋外環境に適したハードウェアやネットワーク、クラウドサービスを使用し、屋外の設備や環境を監視する「MUDENモニタリングサービス」の提供を始めたと発表した。Microsoft AzureベースのIoTビジネスプラットフォームで稼働するクラウドサービスとして提供する。
MUDENモニタリングサービスでは、電源を必要としない小型太陽光パネルでデータを収集する。また、長距離通信が可能なLPWA通信の利用により中継基地は必要なく、電波の入りづらい環境におけるデータ通信を可能とした。収集したデータは、社内など遠隔地でモニタリングできる。
現在、東京電力ホールディングスと共同で、本サービスを活用した3軸加速度センサーを利用する送電鉄塔の遠隔監視の実証を進めているという。
設置からの経過年数が長い屋外のインフラ設備は定期点検や監視環境の必要性が高まっているが、人が行きづらく作業が困難な場所にあることが多い。日本ユニシスは、本サービスにより点検作業・監視業務の効率化、コスト低減、設備保全業務の高度化を支援するとしている。
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