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ドーザーの耐久性を向上させたミニバックホウ、クボタ建機ジャパン:産業とくらしの関東グランドフェア2019(1/2 ページ)
クボタ建機ジャパンはミニバックホウ「U-008」と「U-10‐3」のドーザーブレードを改良した新バージョンを開発した。
クボタ建機ジャパンは、「産業とくらしの関東グランドフェア2019」(会期2019年7月5〜6日、幕張メッセ)に出展し、ミニバックホウ「U-008-5」と「U-10-5」をアピールした。
ドーザーの材質を見直し、現場での摩耗を軽減
U-008-5とU-10-5は2019年3月にリリースされたミニバックホウ。従来機「U-008」と「U-10‐3」の改良品で、いずれも、ドーザーブレードの材料とコーティング材をこれまでのものから変更し、より堅牢な作りとなっているため、現場での摩耗を軽減している。ドーザーブレードの幅の延長はピンを脱着するだけで容易に行える。
ブームシリンダーはブームの背面に設置された構造のため、コンクリート片のバケットでのすくい込みやダンプへの土砂の積み込み、ブレーカを搭載した操作でも損傷しにくく作業がしやすい。
フロントホースはブームに内装している上、バケットホースもアームの内側に取り付けられており、過酷な仕事でもダメージを受けにくい。
レバー操作で容易に伸縮可能な可変脚クローラを採用。収縮させれば狭い通路や門扉の間を難なく通過でき、拡張させれば多様な場面で力を発揮する。U-008-5は固定脚もラインアップしている。
後方小旋回機で、後端旋回半径500ミリを実現しているため、狭い現場や壁際での運用でも役立つ。旋回時の後方部のはみ出し幅はU-008-5可変脚仕様が70ミリ、U-10-5が5ミリ。
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