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レーザーで橋梁のサビを除去!トヨコーが実演でみせたCoolLaserの威力産業とくらしの関東グランドフェア2019(1/2 ページ)

トヨコーは、全国で進む橋梁やトンネルといったインフラの老朽化に対する新たな技術「CoolLaser」を開発し、2018年から本格的なレーザークリーニングの事業化に乗り出している。

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 トヨコーは、「産業とくらしの関東グランドフェア2019」(会期2019年7月5〜6日、幕張メッセ)の屋外展示場で、橋梁(きょうりょう)などの鉄筋構造物に付着した塗膜・サビ・黒皮(酸化皮膜)をレーザーで取り除く、「CoolLaser(クーレーザー)」の実演を行った。

サビの原因となる塩分を完全に除去し、産廃量も少ない

 大型構造物を維持・修繕するには下地処理の技術が必要となるが、高圧のエアーで砂を吹付けてサビをとる従来のサンドブラスト工法は、大量の粉じんが飛散してしまうことなどがネックだった。その点CoolLaserは、表面上の1点に集光された高い強度のレーザービームを高速回転させながら円状にスキャンさせ、表面にある塗膜やサビを瞬間的に溶融、蒸散、熱破砕で除去するため、粉じんが発生することも無い。


CoolLaserの実演。現場では作業者と管理者の2人1組で行う

クーレーザーヘッドから照射

上に乗っているのがCoolLaserでサビを除去した鋼材。下が除去前の状態

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