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3D配管モデルを走りながら生成する“ヘビ型検査ロボ”、ARで設備の配置確認も:ロボット(1/2 ページ)
弘栄設備工業は、「第51回管工機材・設備総合展」で、配管内を探査するロボット「配管くん」の開発を進めている。独自開発の配管診断システム「グッとカルテ」と組み合わせた設備検査の新たなソリューションとして提案する。
山形県山形市に本社を置き、各種設備工事の設計や施工を行っている弘栄設備工業は、「第51回管工機材・設備総合展」(会期:2019年6月11〜13日、東京ビッグサイト青海展示棟ホールA)で、パイプ探査ロボット「配管くん」の実機デモを行った。
2019年秋をめどにレンタル開始
配管くんは、ヘビタイプの設備検査用ロボットで、立命館大学理工学部生物知能機械学研究室と共同開発した。CCDカメラ2台を前後に搭載するとともに、9軸センサーも1基備え、移動しながら動画を撮影するだけでなく、配管長や現在位置を計測して、リアルタイムで3次元CAD図面を作成する。
システム構成は、最大長558ミリのロボットと、前後のカメラで撮影した動画を表示するモニターが2基取り付けられたコントローラー、PC。
対応する給水管はφ20〜50、排水管用φ40〜100、排水管用φ100〜150の3種類。販売展開は、2019年秋をめどに、検査後の工事受注も見込み、レンタル形式で市場に提供する予定。
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