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九州電力が送電線建設工事にパワードウェア「ATOUN MODEL Y」を試験導入(1/2 ページ)
ATOUNのパワードウェア(装着型ロボット)が九州電力の日向(ひゅうが)幹線新設工事の現場に試験導入された。
パワードウェアの開発・販売を手掛けるATOUN(アトウン)は、提供している「ATOUN MODEL Y」が九州電力の日向(ひゅうが)幹線新設工事で試験導入されたと発表した。九電グループの九建が機体2台を購入し、架空送電線建設に伴う作業で有効性を検証。装着者2人での共同作業でも、作業効率が向上することが確認された。
作業員2人による共同作業でも「息を合わせやすい」
MODEL Yは、バックパックのように背中へ装着することで、腰の動きをセンサーが捉え、重量物の上げ下ろしに伴う腰部への負担をモーターの力で軽減する“着るロボット”。
着用者の腰の伸展を助ける「アシストモード」、モーターを切り動きやすくする「歩行モード」、体をゆっくり下ろす動作をサポートする「ブレーキモード」の3つの機能を実装し、動作に応じて自動で各モードが切り替わる。防塵(ぼうじん)/防水対応で、化粧品製造プラントや農作業現場などで既に導入されている。
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