ニュース
渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)2019年11月に開業:プロジェクト(2/2 ページ)
渋谷スクランブルスクエア、東急電鉄、JR東日本、東京メトロの4社は、建設を進めている大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」を2019年11月に開業することを決定した。
日本最大級の屋上展望空間「SHIBUYA SKY」
SHIBUYA SKYは、東館の14/45/46階と屋上に設ける。屋上展望空間は日本最大級となる約2500平方メートルで、屋内の展望施設は約3000平方メートルの広さを誇る。演出プランナーにはライゾマティクスを迎え、一貫したストーリーによる眺望体験と空間演出の融合を企図している。
産業交流施設SHIBUYA QWSは、15階に入り、営業面積は約2600平方メートル。「渋谷から世界に問いかける可能性の交差点」をコンセプトに、会員同士の交流や対話をさまざまなプログラムで支援。2019年7月からの会員募集に先立ち、同年6月からはオープントライアルを実施する。
地下2階から地上14階には、ショップ/レストランが入居。想定している業態はフード、ファッション、ライフスタイル雑貨など。営業面積は3万2000平方メートル。3カ所のイベントスペースも設置しており、展示会や体験型イベントなどのニーズにも応える。
東館の周辺では2027年度には、渋谷スクランブルスクエア第II期の中央棟で「情報発信・先端技術発信施設」「国際交流施設」、第II期西棟では「観光支援施設」の開業が予定されている。全体完成時の延べ床面積は27万6000平方メートルを見込む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 渋谷の“分かりにくさ”を改善、東急が語る渋谷の再開発ビジョン
「住宅・ビル・施設Week2018」で東京急行電鉄 取締役 常務執行役員の高橋氏が講演。現在進められている渋谷エリアの再開発プロジェクトの展望について語った。 - 渋谷区役所開庁に合わせ、公園通りで配電地上機器専用デジタルサイネージ4基の実証実験を開始
大日本印刷、東京電力パワーグリッドと東電タウンプランニング、パナソニックとパナソニック システムソリューションズ ジャパンは2019年1月15日、渋谷区の協力の下、渋谷公園通りの歩道上に設置されている配電地上機器に、デジタルサイネージ(DS)を取り付け、情報発信サービスの有効性や配信システムを検証する実証実験を開始した。 - 渋谷・道玄坂にドンキ初の28階建て超高層複合ビル、周辺環境の課題も解決
ドン・キホーテは、再開発が進む渋谷エリアで、同社初の超高層複合ビルの建設を計画している。計画地は「ドン・キホーテ渋谷店」跡地の一部を含めた道玄坂二丁目の敷地で、ここに地上28階建ての店舗、ホテル、オフィスが入る複合施設を2022年の完成を目指し建設する。 - 渋谷PARCO建替え工事の仮囲いで「AKIRA」第2章
2019年秋の開業が予定されている新生「渋谷PARCO」の建設工事仮囲いで、世界的にも人気の高い近未来のディストピアな東京を描いた漫画作品「AKIRA」の第2弾となる掲出を行った。