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ドローンの全自動運用を実現する「SENSYN DRONE HUB」、ビル点検や被災現場などで活用:ドローン(1/2 ページ)
センシンロボティクスは、自動で離着陸が可能になる完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB(センシンドローンハブ)」の提供を開始した。同システムは、ドローン本体、自動離着陸・充電を行う基地、制御ソフトウェアなどを一体化させている。カメラを搭載することで、大規模な工場やビルの点検、災害現場での監視などを、効率的かつ安全に行うことができる。同社提供のソフトウェアと連携することで、簡単にフライトプランも設定できる。
センシンロボティクスは2019年3月13日、離着陸を自動化させた完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB(センシンドローンハブ)」の提供を開始した。同システムは、ドローン本体、自動離着陸・充電を行う基地、制御ソフトウェアなどを一体化させ、着陸精度を向上させることで、これまで困難だった自動での離着陸を実現した。
カメラを搭載したドローンにより、大規模な工場やビルの点検、災害の被災地における状況確認などを効率よく安全に実施できる。なお、ドローンは操縦士による目視での飛行が原則となり、完全自動化は技術レベルでの実装となる。
業務自動化の統合プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE」と機能連動
SENSYN DRONE HUBは、事前に設定したルートに沿った自動飛行により、画像・映像を取得する。センシンロボティクスが2019年3月6日に発表した顧客業務自動化統合プラットフォーム「SENSYN FLIGHT CORE(センシンフライトコア)」との機能連携も実現させ、双方を組み合わせることで、簡単な手続きでさまざまなシーンに応じた自動フライトを構成できる。
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