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業界でも稀な“河川分野”のCIMソフト「RIVER_Kit」、堤防・河道に特化した機能とは?:CIM(1/2 ページ)
川田テクノシステムは2018年12月5日、建設3次元CAD「V-nasClair(ヴィーナスクレア)」のアドオンとして、3D河川堤防・河道設計システム「RIVER_Kit(リバーキット)」をリリースした。
川田テクノシステムらで組織された「RFA研究会」は、V-nasClairの拡張機能として、大規模河川から中小河川まで幅広く利用できる堤防/河道をCIMモデル化する計画・設計システム「RIVER_Kit」を開発した。
RFA研究会は、幹事社の川田テクノシステムと、建設コンサルタント7社が河川分野のCIMをけん引することを目的に、「RIVER_Kit」開発を掲げて、2017年12月に設立した研究会。
河川設計に特化したスピード感ある操作性
RIVER_Kitは、既設堤防や河道の3次元地形モデル上で、「距離標」ごとに設定された計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高などを利用して、新たな3D堤防・河道の計画・設計を行うCIMソフトV-nasClairの拡張アドオン。
主な機能としては、堤防設計で距離標のデータを設定し、堤防法線を作図するだけで、施工堤防高や計画高水位を自動案分し、3Dモデルを生成。法線位置の変更シミュレーションも簡単に行える。距離標は表形式で入力するが、CSV形式のデータを用意できれば容易にインポートが可能だ。
距離標の位置(座標)が曖昧な場合は、直接図面上をクリックして指定することにも対応している。
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