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クラウド上でGISを使った汎用地図Webサービス(2/2 ページ)

シグナイトは、地図を使って現地調査や物件情報の管理ができる「GeoReco Map」を2018年7月にリリースする。2018年6月13〜15日に千葉・美浜区の幕張メッセで開催された「Location Business Japan 2018」で、サービス提供に先立ち、実演デモが行われた。

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GISを使えなかったユーザーのために初期費用を低減

 ユーザーアカウントは個別に発行するため、安全でクローズドな環境。Googleアカウントと併用することで強固なセキュリティ環境を構築することもできる。

 GeoReco Mapの価格は初期費用が30万円、年間費用は60万円(ともに税別)〜。年間費用には、月間2時間までの電話・メールによる保守サポート、月間1万回までの地図表示、それぞれ2500回までのルート検索と場所検索、1TBまでのストレージが含まれる。基本パッケージの推奨利用人数は50人(同時利用10人)。サービスのリリースは7月で、8月から順次提供を開始していく。


農業での使用例。登録した写真の一覧=6月14日、幕張メッセ

 シグナイト販売促進部の担当者は、「道路系の建設コンサルタントなどの現場は、通信環境が無い現場も少なくない。オフラインで使用し、オンラインになった時にデータをクラウドサーバにアップすることもできる。地図上に書き込む項目はカスタマイズ可能で、土木分野の用地や工事区間の管理、街路灯の設備交換、開発地域のオリジナル地図を可視化するなど用途は幅広い。これまでGISが使えなかった小規模な企業や組織、事業部単位などのプロジェクトでも導入できるように初期費用を落としている」とPRした。

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