世界4大総合印刷機材展「IGAS2018」が開幕。会期は2018年7月31日までの6日間で、会期中に5万7000人の来場者を見込む。
世界4大総合印刷機材展「IGAS2018」が開幕。会期は2018年7月31日までの6日間で、会期中に5万7000人の来場者を見込む。
ミマキエンジニアリングは「IGAS2018」で、UV硬化インクを搭載した大判インクジェットプリンタのラインアップをメインにブースを構成した。
リコーは「IGAS2018」で、同社初の産業印刷向け大判UVフラットベッドインクジェットプリンタ「RICOH Pro T7210」による建装材の制作提案を行った。
日本HPは、「紙、復活」をコンセプトに、ペーパーレス時代にある中、印刷のデジタル化により、必要な時に必要な分だけプリントできる「オンデマンド印刷」をPRするブース展開を行った。2018年はHP Latexプリンタが市場に登場して10年目、水性のHP DesignJetグラフィックモデルは20周年の節目の年。この機に両シリーズとも、国内初出展となる新機種を披露した。
キヤノンは、UV硬化型フラットベッド機「Arizona 1280GT」を用いた隆起印刷ソリューション「Touchstone」を国内初出展した。
自社ブースとしては今回がIGAS初出展となるセルカムは、イスラエルに本社を置くMassivit 3D Printing Technologies社の全高2.8m(メートル)のスーパーワイド3Dプリンタ「Massivit 1800」を「IGAS2018」で展示し、出力デモを行った。同機は、日本の展示会では初出展となる。
富士フイルム グローバル グラフィック システムズは、2018年5月にドイツで開かれた印刷資機材展「FESPA」でリリースしたスーパーワイドLED-UV機「Acuity Ultraシリーズ」を「IGAS2018」で初出展した。
ローランド ディー.ジー.は「IGAS2018」で、店舗装飾やディスプレイをはじめ、ギフトやノベルティなどの多品種・小ロット製品に応えるプリントビジネスを提案した。
製本機械の設計から、製造、販売まで手掛けるミタニは「IGAS2018」で、建設用設計図面を180度2つ折りにした“観音製本”専用マシン「Mitabest」を実機展示した。
スリーエム ジャパンは、電力会社のトランスなどの地上機器を装飾する「3M地上用機器ラッピングシステム」に再剥離機能を新たに追加した。同システムは既に全国で250基以上の導入実績がある。2018年7月18〜21日に東京ビッグサイトで開催された「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2018 無電柱化推進展2018」で、ラッピングデモを行った。
電通イージス・ネットワークが年2回発表している「世界の広告費成長率予測」によると、2018年の成長率は3.9%に上方修正され、総広告費は過去最高となる6135億ドルに達する見込み。成長著しいデジタル広告がけん引する格好で、そのシェア率も38.4%が見込まれ、初めてテレビ広告を抜く予測となっている。
ナノ材料をカプセル化した「Smart NANO」技術を搭載した新商品「101エコシート Smart NANO」の色柄サンプルを6月から出荷。今秋からの本格販売を目指す。
2019年秋の開業が予定されている新生「渋谷PARCO」の建設工事仮囲いで、世界的にも人気の高い近未来のディストピアな東京を描いた漫画作品「AKIRA」の第2弾となる掲出を行った。
富士フイルムは、看板の管理を効率化させるICタグとデータベースを組み合わせたソリューションの開発を進めている。ICタグに登録したデータはスマートフォン上で表示と書き込みができるため、管理者による点検報告や製作の再発注などに活用できる。
国内のプリンタメーカー6社が、大判インクジェットプリンターの検討部会を立ち上げた。今後は、作業環境の安全性やカタログに記載するスペックの標準化を検討していく。対象とする出力物の分野は、CAD/GIS、POP、サイン・ディスプレイ、テキスタイルで、機種は17インチ以上のインクジェットプリンタが対象となる。
10年間で、消費電力量の業界平均値を8割も押し下げた複合機。その取り組みに関してビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)の「プリンター・複合機部会」に聞いた。