警備/巡回向け四足走行ロボ「A2-W-TKR01」Standard版を発売:ロボット
Tohasen Roboticsは、警備/巡回向け四足走行ロボット「A2-W-TKR01」の販売を開始した。舗装路だけでなく、段差や傾斜、砂利道、山間部など、一般的な車輪型ロボットでは移動が難しい環境での巡回にも対応する。
Tohasen Roboticsは2026年9月29日、警備/巡回向け四足走行ロボット「A2-W-TKR01」の販売を開始したと発表した。工場や建設現場の警備巡回に加え、災害現場/倒壊危険区域などに人が立ち入る前の遠隔確認などを支援する。
A2-W-TKR01は、四足走行ロボット「A2-W」をベースに、Tohasen Roboticsが独自開発した監視/警告/通信ユニットとPC用遠隔操作ソフトウェアを組み合わせた警備/巡回向けロボットソリューション。
10倍光学ズームと30倍デジタルズーム対応ジンバルカメラを備え、離れた場所から人物や設備、車両、野生動物などを確認できる。夜間や暗所での監視を支援するサーチライト、遠隔から注意喚起や音声案内を行う大音量スピーカー、警告灯、現場の音を確認する収音機能も搭載する。
独自開発のPC用遠隔操作ソフトウェアで、PC上で映像や現場状況を確認しながらロボットを遠隔操作する。現場ではスマート送信機による操作にも対応し、用途や運用環境に応じて柔軟な操作が可能だ。
ベースとなるA2-Wは、四足歩行と車輪走行を組み合わせた機動性を備える。舗装路だけでなく、段差や傾斜、砂利道、山間部など、一般的な車輪型ロボットでは移動が難しい環境での巡回にも対応する。
立位時の本体サイズは900×440×625ミリで、重さは約52キロ。速度は毎秒0〜3メートル、最大毎秒約6メートル。連続歩行時の推奨耐荷重は約25キロで、立位時の最大耐荷重は約100キロとなる。約45度の傾斜を走行でき、30センチの階段昇降に対応する。動作温度は−20〜55度、保護等級はIP56。仕様は使用環境や搭載機器、運用条件などによって異なる場合がある。
利用先として、工場や倉庫、発電所、物流施設、建設現場などの警備/防犯巡回を想定する。この他、山間部や農地、太陽光発電所など広い敷地の巡回、災害現場や倒壊危険区域、立入制限区域の事前確認、大規模イベントの警備支援などでの活用を見込んでいる。
熊やイノシシなどの野生動物対策では、人が直接接近する前にロボットを先行させ、遠隔から周囲の状況を確認する。ジンバルカメラ、サーチライト、大音量スピーカー、警告灯などを組み合わせ、現場確認や注意喚起を支援する。なお、野生動物対策は監視や警告、注意喚起などの支援用途を想定しており、追い払い効果を保証するものではない。
Tohasen Roboticsは今後、ロボット、通信、カメラ、センサー、AI技術を組み合わせ、警備や防災、インフラ点検などの現場課題を解決するロボットソリューションの開発を進めるとしている。
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