歩くだけで高精度3D化 KudanがXGRIDSのスキャナーと「PRISM」を展示:メンテナンス・レジリエンス2026(1/2 ページ)
建設現場やインフラ施設などの保守管理で、現地調査の効率化は大きなテーマとなっている。従来のトータルステーションを用いた測量は精度が高い一方、機器が高価で操作には専門技能が必要となる。そのハードルに対して、Kudanは中国XGRIDSの3Dスキャナーと3DGS基盤「PRISM」の組み合わせで、誰でも手軽に現場を3D化できるソリューションを提案する。
Kudanは、「メンテナンス・レジリエンス2026」(会期:2026年7月15〜17日、東京ビッグサイト)の構成展「第20回 インフラ検査・維持管理・更新展」で、中国XGRIDS(エックスグリッズ)の高精度3Dスキャナーと、そのデータを活用するプラットフォーム「PRISM(プリズム)」を展示した。
両ツールの組み合わせにより、スキャナーを持って物件内を歩くだけで3Dデータの取得からデジタルツインの構築までが一気通貫で実現し、インフラ点検やプラント管理をはじめ、CAD連携による施工進捗管理も可能だ。
3DGSがもたらす圧倒的なリアリティー
Kudanのデジタルツインソリューションは、最新の3D化技術「3DGS(3Dガウシアンスプラッティング)」を採用している。レーザースキャナーなどで取得したデータに、現場で撮影した画像を精密に貼り合わせる技術だ。3D点群のようにギザギザや歪みがあるわけではなく、計測した位置情報に基づき、高精細写真のようなリアリティーの高い空間を再現する。生成される3Dモデルは、画像同士のつなぎ目が分からないほど滑らか。
寸法測定ができるだけでなく、CADデータの読み込みによって家具や什器、機械設備などのオブジェクトを仮想配置することもできる。プラント内の設備更新時に新しい機械が搬入経路を通れるかの確認、店舗設計で什器の配置シミュレーションなどがPC上だけで完結する。また、BIMモデル上で管理している進捗データと連携させ、現場の「今」を視覚的に把握するといった使い方も可能だ。
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