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音声認識×生成AIの建設現場向け新基盤、今後3年で3000社導入目指す アドバンスト・メディアAI(2/3 ページ)

アドバンスト・メディアは、AI音声認識と生成AIを組み合わせた建設業界向けプラットフォーム「AmiVoice B-Work One」をリリースした。これまで音声入力技術を軸に個別展開してきたサービス群を統合し、現場の円滑な情報共有と業務効率化を支援する。将来はAIエージェントによる自律的な現場支援を目指す。

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既存の現場向けサービスをプラットフォーム化

 AmiVoice B-Work Oneは、画像認識や文字認識を組み合わせた写真管理、AI要約機能を搭載したチャット、社内や協力会社と共有できるスケジュール、PC操作を音声で代替するインタフェースなど、8つの基本機能を搭載したWebアプリケーション。ハンズフリーで情報入力が可能な音声認識技術を各業務に適用し、業務効率化を推進する。オプションの検査やBPOサービスも、システム上でシームレスに申し込める。


AmiVoice B-Work Oneの基本機能とオプション 提供:アドバンスト・メディア

 ホーム画面では現場の基本情報や進捗状況を一覧表示し、現場ごとの詳細はクリックして確認する。電気工事や設備工事など工種ごとにグループを作成し、複数の協力会社とチャットで情報共有が可能だ。チャット上では画像や図面、資料などの共有に加え、投稿された画像に書き込んで指示できる編集機能も備える。


現場一覧画面 提供:アドバンスト・メディア

複数の協力会社とチャットで情報共有が可能 提供:アドバンスト・メディア
BDC本部 企画部 企画グループ 副グループ長 坂本潤氏
BDC本部 企画部 企画グループ 副グループ長 坂本潤氏

 発表会ではBDC本部 企画部 企画グループ 副グループ長 坂本潤氏がAmiVoice B-Work Oneのデモンストレーションを行い、「Webアプリのためインストールの必要がなく、関係者や協力会社をQRコードで招待できる。大きな特徴として、AIアシスタントによりチャット履歴の要約やタスク抽出が容易になった」と解説。

 日々のやりとりの中でチャットに投稿した情報が埋もれても、AIアシスタントに「この業者の納品日はいつか」「この項目の費用はいくらか」などと質問すると、過去のチャット履歴から関連情報を抽出して回答する。作業の完了予定日や資材の納品日など、情報が混在している場合でも、文脈を踏まえて適切に応答する。

ALTALT チャット内に複数の日付が混在していても文脈を踏まえて回答する

 坂本氏はAIの活用事例として多言語翻訳も挙げた。「外国人労働者がいる現場でも、日本語の朝礼内容を音声入力してAIで翻訳し、翻訳後のテキストを現場のチャットに貼り付けて共有すれば、多言語での周知が可能になる」とした。

 販売価格は基本利用料(1TB)が1万3200円、1ID月額1100円、ストレージ追加500GBが5500円(いずれも税込み)。基本機能は追加費用なしで利用できる。

システム利用料金
システム利用料金(税別) 提供:アドバンスト・メディア

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