LiberawareとVFRが業務提携、ドローンの開発/量産体制構築で連携:ドローン
LiberawareとVFRは、ドローンの開発と量産体制の構築を目的とした業務提携に関する覚書を締結した。
Liberawareは2026年1月30日、ドローンの開発/量産体制構築を目的に、VFRと業務提携に関する覚書を締結したと発表した。
Liberawareは、狭小/暗所空間での点検作業に対応する産業用ドローンの開発と提供を通じて、現場のニーズを反映した製品企画力と社会実装の実績を蓄積してきた。VFRは、ドローンやドローンポート、関連ソフトウェアの設計/製造の請負や各種技術支援、オペレーション支援を通じて、量産を見据えた製造体制の構築に強みを持つ。
業務提携においてLiberawareは、点検/インフラ/防衛などの現場ニーズと市場要件に関する情報収集を実施し、製品仕様、機能、運用要件などを定義して製品企画を行う。また、営業体制の構築や販売戦略の策定、エンドユーザーおよび販売先への製品/サービス提供も担当する。
VFRは、Liberawareが求める製品仕様に基づいて設計支援や量産を見据えた検討を行い、部品調達や製造、組立、検査工程の構築に協力する。製造品質の確保に努め、不具合が発生した場合には原因分析や改善の対応を実施。修理や部品供給を含むOEMとしての保守体制の整備や、製品を安定的かつ継続的に供給するための体制構築に取り組む。
両社はこの他、国内ドローン産業の基盤強化に貢献することを目的に、技術動向や市場環境などに関する情報共有や意見交換を実施。事業連携の高度化についても必要に応じて検討する。
今後は提携に基づき、具体的な共同研究を進めながら、現場ニーズに応じたドローンの共同開発と、安定的な量産体制の構築を目指す。
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