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「あと何秒で車両が通過するか」が分かる、工事現場向け予測システムを提供開始 GRIFFYとエコモット現場管理

GRIFFYとエコモットは、工事現場への車両接近を検知し、通過予測時間をリアルタイム表示する「MS-VPP」の提供を開始した。

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 GRIFFYとエコモットは2025年11月5日、マイクロ波センサーによる車両通過時間予測システム「MS-VPP」の提供を開始したと発表した。工事現場への車両接近を検知し、通過予測時間をリアルタイム表示することで、視認性の悪い場所でも車両の運転手や交通誘導員が「あと何秒で車両が現場出入口付近を通過するか」を把握できる。

 MS-VPPは、マイクロ波センサーを活用して工事現場付近に接近する車両の速度を計測し、指定地点の通過予測時間をサイネージやタブレットなどに表示するシステム。連続して通過する車両にも対応し、夜間や悪天候下でも安定した検知性能を有する。

 マイクロ波センサーに接続したデータ制御盤が、車速データと演算した通過予測時間をLTE回線を通じて送信。クラウドを介さずに受信側で処理するため、タイムラグなく情報が表示できる。視認性が低い現場や夜間の作業環境でも安全性確保に寄与する。MS-VPPは受注生産品で、販売のみの取り扱い。

システム構成図と製品外観
システム構成図と製品外観 出典:GRIFFYプレスリリース

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