調査リポート
「深刻な課題は人手不足、BIM/CIMの現場導入はこれから」野原HDが建設業従事者1000人に業界イメージを調査:調査レポート(2/3 ページ)
野原ホールディングスは、建設業界従事者1000人を対象に建設業界イメージ調査を実施した。その結果、最も深刻な課題は「人材不足」で56.5%となり、その主要因として働き方や給与(待遇)が挙がった。
「人材不足」「技術承継」「建材・人件費の高騰」は共通課題
事業規模を中小企業(常時従業員300人以下)と、大手企業(常時従業員301人以上)で比較してみると、若手人材の確保は中小企業がより苦しく、給料の低さが理由と推察される。
建設業界全体、事業規模のいずれでも、1〜3位は同様の結果が得られたことから、「人材不足」「高齢化による技術承継」「円安などによる建材・人件費の高騰」が業界内の深刻な課題であるとの共通認識がうかがえる。
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