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神奈川県川崎市で木造+RC混構造建築物を開発、東急不動産プロジェクト

東急不動産は、神奈川県川崎市多摩区三田四丁目で、学生用の集合住宅として、木造+RC混構造建築物「(仮称)CAMPUS VILLAGE 生田」の開発を進めている。

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 東急不動産は、同社が展開している学生用の集合住宅「CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」シリーズで初となる木造+RC混構造建築物として、神奈川県川崎市多摩区三田四丁目で開発を進めている「(仮称)CAMPUS VILLAGE 生田」が着工したことを2022年12月19日に発表した。

小田急小田原線「生田」駅から徒歩9分の場所に位置

 開発地は小田急小田原線「生田」駅から徒歩9分の場所に位置する。CAMPUS VILLAGE 生田は、1〜2階がRC造で、3〜6階が木造の地上6階建てとなり、CAMPUS VILLAGEシリーズ初となる木造+RC造のハイブリッド構造建築物。

 今回の建物では、キャンパスヴィレッジでの出会いやつながりを連想させるクロスをモチーフとした木目調ルーバーを外観ファサードにランダムに配置する他、アイストップとなるアクセントを持たせつつ、素材のカラーを自然な色合いにすることで、閑静な街並みへの調和を図る。


「(仮称)CAMPUS VILLAGE 生田」の外観イメージ 出典:東急不動産プレスリリース

 加えて、入居者がサステナブルな環境を感じられるように、内装の天井や壁面にも木調のデザインを取り入れ、温かみのある空間を構築するだけでなく、共用部にはカフェテリアを設ける。カフェテリアでは、スキップフロアを採用し、座っていても歩く人と目線が合うような設計とし、学生同士が自然と交流の機会を持てるようにする。


「(仮称)CAMPUS VILLAGE 生田」の食堂入口(左)とカフェスペースのイメージ(右) 出典:東急不動産プレスリリース

 さらに、栄養士が監修した健康的な食事メニューを提供し、学生の生活を支援。専有部では、家具や家電、無料のインターネットを完備し必要な環境を整備する。また、これまでのCAMPUS VILLAGEシリーズと同様に、エントランス、各フロア、各居室で、有人管理、防犯カメラ、警備システムを導入し、安全性を高める。

 環境配慮に関して循環型資材である木を使用するハイブリッド構造へ転換することで、従来のRC造と比較して、建設時のCO2排出量を削減する。ちなみに、建物の断熱性能をアップし、専有部と共用部の各所で高効率・省エネルギー設備を採用して、「ZEHM Oriented」認証をの取得する見込みだ。

CAMPUS VILLAGE 生田の概要

 CAMPUS VILLAGE 生田は、木造+RC混構造地上6階建てで、延べ床面積は3197.37平方メートル。所在地は神奈川県川崎市多摩区三田四丁目1番4で、敷地面積は1551.19平方メートル。総戸数は130室で、間取りは1R、専有面積は15.94〜16.70平方メートル。

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