マリオットの地域貢献型ホテルが栃木県宇都宮市の道の駅でオープン、積水ハウス:プロジェクト(1/2 ページ)
積水ハウスとマリオット・インターナショナルは、国内にある道の駅に隣接してホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット」を建設して、地域観光スポットの再活性化を図る計画「Trip Base 道の駅プロジェクト」を推進している。道の駅に近接するフェアフィールド・バイ・マリオットは、料理などを提供しない宿泊特化型なため、宿泊客は、地元の飲食店などで食事を行い、地域経済に貢献できる。
積水ハウスとマリオット・インターナショナルは2020年10月7日、栃木県宇都宮市で、ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮」をオープンした。当日はオープニングセレモニーと内覧会も開かれた。
会場では、積水ハウス 専務執行役員 開発事業・マンション事業・国際事業担当 石井徹氏やマリオット・インターナショナル 日本・グアム担当エリアバイスプレジデントのカール・ハドソン氏がフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮について紹介した。
2025年までに25道府県全体で約3000室が稼働
オープニングセレモニーの冒頭、積水ハウスの石井氏は、「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮の開業は、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが提携し、道の駅に隣接する場所にホテル“フェアフィールド・バイ・マリオット”を建設して、地域観光スポットの再活性化を図る計画“Trip Base 道の駅プロジェクト”の一環で行った」とあいさつした。
また、「現在、Trip Base 道の駅プロジェクトでは、25道府県の自治体や36社のパートナー企業と事業連携している。2020年10月から各道府県にある道の駅で、フェアフィールド・バイ・マリオットを順次オープンしていき、2025年までに25道府県全体で提供できる客室数を約3000室にする」と付け加えた。
次に登壇したマリオット・インターナショナルのハドソン氏は、「フェアフィールド・バイ・マリオットブランドのルーツは、70年前に創設者のJW・マリオットと妻のア二ス・マリオットが購入した農場“フェアフィールドファーム”にある。JW・マリオットは、フェアフィールドファームで経験した安らげる環境やシンプル性を反映して、1987年にホテル“フェアフィールド・バイ・マリオット”を創設した。以降、フェアフィールド・バイ・マリオットは、世界中で急成長を続けており、現在、世界に1000件以上ある」と解説した。
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