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前田建設のICIラボ「エクスチェンジ棟」が国内初“LEED V4”でプラチナ認証取得(2/2 ページ)

前田建設工業は、2018年12月3日にオープンした自社施設「ICI総合センター ICIラボ」の「エクスチェンジ棟」が、国際的な建築の環境性能評価システム「LEED V4 BD+C New Construction」で、最高評価となるプラチナ認証を国内で初めて取得したことを明らかにした。

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「BELS」の☆☆☆☆☆と、「ZEB」「CASBEE」を取得済み

 ICIラボを構成する4施設の一つ、エクスチェンジ棟は、「建設地の恵まれた自然環境と高効率機器を最大限に活用した、ZEBと知的生産性向上を実現する次世代型のオフィス」をコンセプトに設計。これまでにも、建築物省エネルギー性能表示制度「BELS(Building-Housing Energy-Efficiency Labeling System)」の「☆☆☆☆☆(ファイブスター)」と、1次エネルギー消費量水準の最高ランク「ZEB」認証を取得。さらに「CASBEE(建築環境総合性能システム)」でも、最高のSランクを獲得している。

 前田建設工業では、LEED認証への取り組みに当たって、国内でいまだ取り組み事例が無かったLEEDの最新バージョン「V4」に挑戦。その中での最高評価となるプラチナを目指し、設計、施工、調達および技術研究所(現・ICI総合センター)のメンバーが互いに連携したことが、結果として認証獲得につながったという。

 ICIラボ エクスチェンジ棟は、構造がRC+S造で柱は鉄筋コンクリート梁(はり)と鉄骨で、地上3階建て建築面積783.94平方メートル、延べ床面積2122.20平方メートル。

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