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大阪万博やIRを視野に竹中工務店が機構改革、「夢洲開発本部」を新設:機構改革
竹中工務店は、大阪万博の開催決定やカジノを含む統合リゾート(IR)の実現に向けた動きが本格化していることを受け、社内に新しく「夢洲開発本部」を新設した。大阪夢洲での大規模再開発の窓口を一元化して、総合的に支援していくという。
竹中工務店は、プロジェクト対応体制の強化を図るため、2019年3月1日付で機構改革を行った。
今回の組織再編では、新たに「夢洲開発本部」を2026年2月までの有期で設置。夢洲開発本部では、2025年「国際博覧会」の大阪開催決定と、カジノ整備法といわれるIR法(特定複合観光施設区域整備法)が可決されたことを受けて、大阪夢洲での一体的な大規模開発の対外的な窓口機能を一元化し、夢洲全体の開発支援を総合的に推進していく。
なお、夢洲開発本部は、2017年10月に設置された「万博推進室」および2018年10月に設置された「夢洲MICE/IR推進室」を統括する。
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