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つくば市が路面劣化を自動検出する“AI診断システム”の実験をコミュニティーバスで開始:検査・維持管理
つくば市は、道路パトロール車やつくバスに搭載したビデオカメラの画像情報をもとに、AIが路面の破損状況などを自動で検出する「道路路面診断システム」の実証実験を行う。
つくば市は、市のコミュニティーバス「つくバス」や道路パトロール車に搭載したビデオカメラの画像情報をもとに、AIのディープラーニング技術を活用して路面の破損状況などを自動で検出する「道路路面診断システム」の実証実験を2019年2月18日〜4月30日の期間で行う。
今回、市が採用した道路路面診断システムは、4Kビデオカメラを車両に搭載して道路画像を収集する手法。ディープラーニングを活用した画像認識で、破損箇所を自動で検出し、修繕すべき場所の位置図や現場写真、状況を報告書として保管する。この一連の作業を自動化し、道路の修繕箇所に優先順位を付けることで、現状では市職員の目視パトロールに頼っている点検作業を省人化でき、効率的な市道の維持管理が実現する。
実験では、市のコミュニティーバス「つくバス」1台と道路パトロール車1台を投入。市道やつくバスの「谷田部シャトル」のルートを対象に、車道のひび割れやアスファルト道路の表層がはがれてできる丸い穴やへこみのポットホールを検出する。
なお、実験には関東情報サービス、NTTコムウェアが協力している。
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