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Revit向け鉄骨ファミリの仕様を共通化、鉄骨ファブ会社とのデータ連携可能に:BIM(2/2 ページ)
オートデスクは、大林組、清水建設、大成建設などの協力を得て、BIMソフトウェア「Autodesk Revit 2019」向け構造用ファミリの提供を2018年12月4日から開始した。提供するファミリは、鉄骨の構造を生産、施工するために必要な設計データの種類について、ゼネコンと鉄骨ファブリケータなど、異なる会社間でも円滑に利用できるように標準化を行ったもの。
オートデスクの構造BIM連携による効率化
オートデスクからは、フィールド マーケティング・泉昌一郎氏が「オートデスクの構造BIM連携による効率化」を紹介。BIMによる連携とは、意匠、構造、設備、施工、維持管理など、現状で統合(Integrated)されていないツールをRevitを中心に据えてつなげることで、シームレスな情報連携と効果的な業務プロセスの最適化を図っていく。
現在、Autodesk App Store上では、Revitに対応するアドインソフトを提供している。このアドインのうち、最近では、buildingSMART Japanで推奨されている国内標準仕様の「ST-Bridge」のデータを読み取り、柱、間柱、柱脚、大梁、小梁などをRevitのモデルとして生成するアドイン「ST-Bridge Link」で、新たに旭化成建材、岡部の柱脚の262点のファミリを追加した。
他に、一貫構造計算プログラム「SAIN La CREA」、RC/SRC/S構造物の高機能一貫構造計算ソフト「BUS-6」、鉄骨専用精積算/BIMソフトウェア「すけるTON for Revit」、鉄骨CAD/CAM「FAST Hybrid」といった他社ソフトとの連携も行っている。
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