埼玉最大規模のマンション「SHINTO CITY」開発着手:再開発(2/2 ページ)
駅周辺の大掛かりな再開発によって、2000年にはわずか1万5000人ほどだった乗車人員が、16年には5万人を越えた「さいたま新都心駅」。県内最大規模の分譲マンション「SHINTO CITY(シント シティ)」が2018年9月に着工する。周囲にも都市公園、公共公益施設、半導体やレンズの製造メーカー、アパレル企業の新本社など、続々と周辺一帯を含めた街づくりの一大プロジェクトが計画されている。
半導体・レンズメーカーのエンプラス、しまむらの新本社も計画
シント シティ周辺の建設計画では、北西にあたる区画道路6号線を挟んだ左側の土地に、手前からエンプラス、しまむらの新本社。右側には、バス駐車場や乗り場、待合室といったバスターミナルを中心としたさいたま市の公共公益施設。北の区画道路1号線を渡った先には、都市公園が2018年内に完成する見込み。
しまむらの新本社は、本社棟と実店舗など全4棟で構成。敷地面積1万4770.17m2のうち、本社棟は7061.04m2、店舗棟は7709.13m2。建築面積は本社棟が2620m2、店舗棟が3030m2、規模・構造は本社棟が地上12階・地下1階、高さ59.9mで、延べ床面積は2万9950m2。店舗棟が地上5階、高さ24.7m2で、延べ床面積は1万1470m2。設計は大成建設とエムティプラン。施工業者は未定。着工予定日は本社棟が2018年12月1日、店舗が2020年7月1日。工事完了は2021年2月末の見込み。
なお、さいたま市では2009年から「しあわせ倍増プラン」を掲げ、子育てをはじめ、福祉、教育、安心・安全などの生活に密着した事業に注力。結果、2012年から6年連続で、80%以上の市民が住みやすい街と評価している。シント シティの東には大宮警察署、南には保育園やメディカルモールが林立している。
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