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写真データや点群データの“重い”データをサクサク処理する測量CADBIM/CAD

福井コンピュータは、測量計算CADシステムを刷新。処理能力を高めた他、ユーザーインタフェースを改善し、作業性を高めている。

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 福井コンピュータは、従来の測量計算CADシステム「BLUETRENDシリーズ」を刷新する。写真データや3次元点群データ、精細で広範な航空写真の利活用が進むことが見込まれる中で、大きなデータも楽に扱える64bitアプリケーションとしてリニューアルした「TREND-ONE」を2016年11月に発売する。新製品は同シリーズのユーザー約100社の使用状況を分析し、より少ない手数で成果作成ができるようユーザーインタフェースを見直すことにより、作業の効率化を実現した。

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図1 福井コンピュータの測量計算CADシステム新製品「TREND-ONE」のイメージ 出典:福井コンピュータ

 同社は1982年に測量計算CADシステム「図作」をリリース以来、30数年に渡り測量設計業および土地家屋調査士業向けに測量計算 CADシステムの開発・販売を継続してきた。しかしこの間、ユーザーのPC環境も日々進化し、約半数のユーザーが64bit PCを使用するようになった(2015 年自社調べ)。このような市場環境を踏まえ、ユーザーのPC環境を生かすため、TREND-ONEのリリースを決めた。

 測量CADにおいても、最近ではUAV(無人航空機)を用いた公共測量マニュアル(案)が公開されるなど、写真データや点群データの利活用が進んでおり、これらファイルサイズの大きなデータの取り扱いが必要になってきた。64bitマシンに対応したTREND-ONEは多くのメモリを利用可能としたことで、快適な動作環境を実現。また、マルチディスプレイにより、訂正前と訂正後のデータを見比べての比較・調整や、参照情報をより多く表示させる機能を実装。これにより、作業効率を高められる。さらに、地理院タイル(国土地理院提供)、ストリートビュー(Google提供)と現場データを重ね合わせ、今まで以上に確実な確認作業が可能となる。

 この他、マイクロソフトのOfficeなど使用されるリボン形式を採用するなど、ユーザーインタフェースの刷新による操作性の向上も図っている。CAD操作ではプロパティバーやインライン入力での操作性の向上を高め、マウス移動量は従来の3分の1程度に減少(同社製品比)。目線の移動も少なくなり、ユーザーのストレスを低減する。新製品の動作環境や価格は2016年10月以降、発表する予定。

 なお、従来の測量CADシステム「BLUETREND XA」は当面は継続販売するとともに、同時期にバージョンアップ版をリリースする。さらに、測量成果作成活用システム「Mercury-Evoluto」についても同時期にバージョンアップ版をリリースする計画だ。

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