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BEMSアグリゲータ21社の79製品、小規模から中規模のビル向けが大半エネルギー管理

4月末に発表されたBEMSアグリゲータ21社の補助金対象製品を、管理できる空調の数によって分類してみた。空調の管理数が2〜10の小規模から中規模のビルを対象にした製品が多い。

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 2年間で総額300億円の補助金を活用できる「BEMSアグリゲータ」の対象製品と価格がまとめて発表された。経済産業省からの委託を受けてBEMSの補助金制度を運営する「一般社団法人 環境共創イニシアチブ」が21社の79製品をリストアップしたものだが、各製品が対象とするビルは小規模から大規模までさまざまである。そこでBEMSが管理できる空調の数をもとに、79製品を導入するビルの規模別に分類してみた。

小規模ビル向けは初期導入費が100万円前後

 規模の小さい製品から順に見ていくと、空調の管理数が最小構成で1か0の製品は14種類ある(図1)。初期導入費は100万円以下のものが多く、補助率も3分の1が大半を占めている。

 もう少し規模が大きくなって管理対象の空調が最小構成で2〜3になると、製品の数も22種類に増える。初期導入費は100万円以上のものが多く、補助率も半数以上の製品で2分の1になる(図2)。小規模のオフィスや店舗などの場合は、以上のいずれかの製品を使うのが一般的である。

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図1 小規模ビル向けの14製品(空調管理数が0か最小構成で1)
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図2 小規模ビル向けの22製品(空調管理数が最小構成で2〜3)

中規模ビル向けは初期導入費が200万円以上に

 空調の管理数が4〜10の製品も22種類と多い(図3)。そのうち15製品で初期導入費が200万円以上になり、いずれも補助率は2分の1である。22製品すべてが電力使用状況をもとに空調機器を制御できる機能を備えている。小規模の工場のほか、中規模のオフィスや店舗などに向いている。

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図3 小〜中規模ビル向けの22製品(空調管理数が最小構成で4〜10)

補助率が2分の1で最高250万円までの補助金

 さらに規模が大きくなると、空調の管理数が最小構成で11〜49の製品が15種類あり、管理数が50以上の製品も6種類ある(図4、図5)。ほとんどの製品の初期導入費が300万円以上だが、補助率も一部の製品を除くと2分の1であるため、補助金の額は大きくなる。補助率が2分の1の場合は、最高250万円まで補助金でカバーされる(ただし工事費の補助率は3分の1)。

 例えばBEMSの購入に300万円(補助金150万円)、設置工事に150万円(同50万円)かかったとすると、合計で450万円の費用に対して、200万円の補助金を受けることができる。空調の管理対象数が10を超えるような中規模のビルでも、実質250万円程度でBEMSを導入できることになる。

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図4 中規模ビル向けの15製品(空調管理数が最小構成で11〜49)
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図5 中〜大規模ビル向けの6製品(空調管理数が最小構成で50以上)

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