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建コンの街づくり調査を「より早く、安く」にアップデート!

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 現在の街づくりは、都市や道路の計画策定前のサウンディング調査で、パーソントリップ調査や交通センサスという統計を用いて計画を策定しているが、こうした統計は大量のアンケートや交通量調査がベースとなるため、莫大なコストと時間がかかっている。しかし、国の方針では10年ごとの更新としている一方、実施する自治体は年々減少しており、直近3年間では東京都市圏のみしか行っていない。調査を担う建設コンサルタントも、統計がない地域では、アンケートなどで分析データを集めるところから着手せざるを得ず、長時間労働が常態化し、若手の離職率も高い。

 こうした街づくりと建コンが抱える問題点を解消し、業界のデファクトスタンダードを目指しているのがブログウォッチャーの位置情報データサービス「Profile Passport」だ。

 Profile Passportは、スマートフォンアプリで取得する月間2500万MAU(月間アクティブユーザー)分の経度緯度といった450億レコードもの位置情報に加え、個人を特定しない属性(性、年齢、居住地、通勤先、趣味趣向)などの多様なデータを有し、既に日本の各都市で渋滞の要因を時間別に探る調査やMaaS交通計画の基礎資料として利用されている。これまでの詳細分析ができないデータと異なり、Profile Passportはビッグデータに基づく、高精度な人流や交通量の可視化が実現し、スマートシティーを目指す街づくりの情報基盤として役立てられるだろう。

BUILT 編集部の「ここがポイント」

 都市開発の市場は、企業数と売上高ともに右肩上がりで2020年時点の市場全体の売り上げは約0.6兆円で、今後も街の老朽化に伴う再開発事業やスマートシティーなどで伸びていくと予想される。ただ、位置情報やデータ活用の事例はまだ少なく、業務効率化できる余地が多分にある。その点で、より早く、安く、品質よくをモットーに建コンの業務を省力化するProfile Passportは、これからの街づくりの標準ツールと成り得ることに期待したい。

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提供:株式会社ブログウォッチャー
アイティメディア営業企画/制作:BUILT 編集部/掲載内容有効期限:2023年3月31日

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